ウクライナのビニッツア地方での
草の根の支援活動への寄附のお願い
ご存じのようにウクライナでの戦争状況での市民への被害は日に日に深刻になっています。その中でウクライナの市民同士限られた範囲で精いっぱい避難者、孤児などへの必要な支援を草の根で行っています。
ただ、UNCHRや赤十字などの支援は線崇城大のウクライナ内部の支援活動には届いていません。キエフから直線距離で南西に200キロほどにビニッツアという地域があります。開戦時から爆撃があり、7日も大きい空爆があった地域です。ここには、キエフやハリコフなどから避難者が大勢来ています。
地域に愛され、子ども中心の学びを支え続けてきた二つのデモクラティックスクールが寝る場所、食事の提供、衣料品の提供、孤児の受け入れなどを行っています。しかし、この二つのスクールには海外の大きな団体からは支援がありません。私たちはこの二つのスクールを通じてウクライナの人たちの命をつなぐ活動に少しでも力添えをしたく、皆様のご支援をお願いします。
支援内容
- 国内避難者への支援
住む場所の提供・斡旋、食事の提供、衣料品の提供、孤児の受け入れ、など - 海外への非難(モルドバ共和国へ)のサポート
活動責任者
カーチア・ボトビニク(BOTVINNIK EKATERINA)
ウクライナの草分けのフリースクールであるストークファミリースクールを卒業し、モスクワの大学で学び、ビニッツアでフリースクール・FreeDomを設立。世界デモクラティック教育大会ウクライナ・ビニッツア開催時の事務局長。
リリア・アリアズノバ(HRIAZNOVA LILIIA)
ウクライナのフリースクールの草分けであるストークファミリースクール教員。地元の教育大学を出てストークファミリースクールで子ども中心の学びを20年以上実践してきた。世界デモクラティック教育大会ウクライナ・ビニッツア開催時の実行委員長。
国内避難者の受け入れ・国外退避へのサポートの様子
支援活動の中でビニッツアで受入れ、さらに国外避難をサポートした実際の話をご紹介します。

生後13日で戦争が始まったハリコフのアレックス君(仮名)の物語
写真の赤ちゃんはアレックス君(仮名)です。彼は生後22日です。生後13日目に戦争が始まりました。このあどけない赤ちゃんはその人生の三分の一をハリコフの防空壕で過ごしました。ミサイルや空爆から避けるため、家族に連れられて隠れていたのです。家族はランプ一つを持って避難していました。赤ちゃんが泣き始めると、おじいさんがそのランプを近づけて話しかけました。しかし、ミサイルがまさにその庭に落ちました。ガスも電気も車も破壊されてしまいました。すでにウクライナを出国していたその家族の友人が自分の車を使っていいと言ってくれていました。そこで、その友人の離婚した妻と息子を含め3つの家族が2台の車にのって避難を開始しました。
今は、アレックス君とおじいちゃんおばあちゃん、お母さん、お兄さんは友人たちと一緒に海外へ無事に逃れました。この家族のお父さんはビニッツアに戻ってきてここにいます。
その他の国内避難の様子



卓球台を使っての食事
ご寄付の方法
ご支援のお気持ちがある方は、下記振込先へご寄付をお寄せください。ウクライナ国内で避難者支援を続ける2つのデモクラティックスクールへ直接送金いたします。皆さまのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
ご寄付受付口座
興産信用金庫 新宿支店 金融機関コード1305 店番033
口座番号0321280
口座名義 ジブンラシクイキルコトヲアキラメナイ
(自分らしく生きることをあきらめない基金)
ABOUT US
フリースクールの全国ネットワークである「NPO法人フリースクール全国ネットワーク」と、不登校の親の会の全国ネットワークである「NPO法人登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク全国ネットワーク」が連携して寄付を募り、NPO法人 TDU・雫穿大学が実務を担っています。
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